こんにちは、小さな菜園ブロガーのRio(@Rio_reach)です。
Rioのお仕事は、農園で起こることについて、色々と相談を受けること。
今回は、こんな質問を受けました。
今日は、育苗した苗が大きくならないまま、定植時期を迎えてしまった場合の対処について書いていきたいと思います。
育苗に失敗したら
育苗に失敗した時の対処は2つです。
- 苗を購入する(秋冬野菜はこちらがおすすめ)
- 畑に植える
対応1 苗を購入する
一番手っ取り早いのが、諦めてホームセンターで苗を購入して植えることです。
自分で育てた苗を使えないのは寂しいですが、それでも収穫できないよりは良いかと思います。
特に、秋冬野菜の苗を作っている場合は、野菜が育ちきる前に気温が低下してしまうと、収穫が全くできなくなってしまったり、翌年までずれ込んだりします。
実際に、11月ごろに小さめの苗のブロッコリーをとりあえず植えたところ、収穫できたのは翌3月、ということもありました。
また、キャベツやハクサイはシビア植える時期がシビアでして、植える時期が遅くなると結球しなかったりします。
ですので、特に秋冬野菜は育苗に失敗した(大きくならなかった)場合は、苗を購入することをおすすめします。
対応2 畑に植える
夏野菜の場合は気温が十分に確保されているので、まだ小さいけれども、そのまま畑に植えてみる、という手もアリです。
定植直後はまだ根が土に活着しておらず、風や寒さに弱いため、風よけをしてあげましょう。
苗の本数が少ないならあんどんをつけてあげたり、苗キャップをつけて風や寒さを防ぎます。
苗の本数が多い場合は、防虫ネットや不織布などでトンネルを作ってあげると良いです。

まとめ
育苗した苗が大きくならない場合にどうするべきかの対処方法について書いていきました。
諦めて苗を購入するか、畑に植えてしまうか悩みますが、気温の下がり具合で希望する収穫時期に間に合いそうかを考えてみると良いと思います。
個人的には、どうなるのかの好奇心が強くて、失敗してもいいかなと思っているので、結球野菜以外は畑に植えちゃいますね。
結球野菜はかなり植える時期がシビアなので、おとなしく最初から苗を買うことにしています笑
この記事で少しでもあなたの疑問が解消できたなら嬉しく思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!