こんにちは、小さな菜園ブロガーのRio(@Rio_reach)です。
種の保存期間は、野菜によって異なります。
今回は、種の保存期間について一覧で見やすくまとめました。
種の保存期間一覧表
寿命 | 野菜 |
---|---|
1〜2年 | ネギ、タマネギ、ニンジン、ミツバ、ラッカセイ、シソ、ニラ、ゴボウ |
2〜3年 | キャベツ、レタス、トウガラシ、ピーマン、エンドウ、インゲン、ソラマメ、エダマメ、ゴボウ、ホウレンソウ、トウモロコシ、イネ、ムギ、ソバ |
3〜4年 | ダイコン、カブ、ハクサイ、カラシナ、ミズナ、タカナ、ナバナ、キュウリ、マクワウリ、カボチャ |
4〜6年 | ナス、トマト、スイカ、アズキ |
※本表の値は、本州常温下で保存した場合の参考値です。
また、種の保存条件により寿命は前後します。
参考:
野口のタネ 新ダネと野菜種子の寿命について
ぱずーの農業日記 野菜の種の最適な保存方法!家庭菜園にも大活躍!最大数百年!
畑で役立つ覚え方
ざっくりと、ネギ科の種の寿命が1年以内、残りの植物は保存可能と覚えておけばよいでしょう。
科目別では以下のような感じで覚えておきましょう。
ネギ科:寿命が短い。1年で使い切る。
マメ科、イネ科:ちょっと短め。2年以内には使いたい。
アブラナ科、ウリ科:まあまあ長め。3年以内には使いたい。
ナス科(ナス、トマト):寿命が長い。4年以内には使いたい。
種の保存方法
種は、日光が直接当たる場所や、高温多湿の場所を避け、温度と湿度が一定の場所に保存しましょう。
また、急激な環境変化も種の体力を消耗する原因となります。
一番お手軽な場所は冷蔵庫の野菜室です。
ただし、冷蔵庫で保管した種は低温下での環境に順応しているため、いったん外に出すと、環境の急変で種の体力が消耗し、発芽率が落ちてしまうことがあります。
必要な分だけ種を取り出して、なるべく早くまくようにしましょう。
発芽するか不安な場合、発芽試験をしてみるのもアリ
どうしよう?
そんな時は、一旦発芽試験をやってみましょう。
ティッシュペーパー等を敷き、水をひたひたになるくらい加え、> 種を置いた後にラップを置いて発芽状況を見ます。
おそらく3日から1週間程度で発芽すると思います。作物によりますがその結果が50%以下ならば新しい種を購入する方が良いでしょう。
基本的に新しい種の方が発芽率は良い
種は保存できるとは言っても、基本的に新しい種の方が発芽率は良いです。
ですので、失敗したくない場合や、ニンジンやホウレンソウなど、元々の発芽率が低い(発芽率65%くらい)野菜の場合は、新しい種を購入した方が手間もかからずに良いです。