ブロッコリー

体験農園の面白さ【自然と人間達が織りなす筋書きのないドラマ】

こんにちは、小さな菜園ブロガーのRio(@Rio_reach)です。

体験農園で見た光景について、思ったことを徒然と書いていく記事です。

rio
今回は、畑の残渣置き場(※)に捨てられていたブロッコリーから感じたことを書いています。
伝わりそうで、伝わりにくい体験農園の醍醐味をこの記事から読み取ってもらえると嬉しいです。

※残渣置き場:畑から抜いた雑草や野菜のクズといった残渣を捨てる場所のこと。

残渣置き場に捨てられたブロッコリーはもったいない?

先日、体験農園の残渣置き場にスティックブロッコリーが捨てられていました。

スティックブロッコリーとは

人によってはスティックセニョール茎ブロッコリーと読んだほうがわかりやすいかもしれません。
通常のブロッコリーは1度収穫したらそれで終わりですが、スティックブロッコリーはその後もニョキニョキと脇芽が出てくるため、長く収穫を楽しむことができます。
秋冬野菜で継続的に収穫できる野菜はめずらしいため、おすすめの秋冬野菜です。

その光景を見て、とある体験農園アドバイザーがこう言いました。

もったいない!!まだまだ食べられるのに…!!

たしかに、人によってはもったいなく見えるのだろうなぁ。とは思うものの、私はブロッコリーを捨てた人の気持ちもわかるのです。

人によって捉え方が違う。そんな当たり前のことを考察してみる


スティックブロッコリーは長く収穫を楽しむことができる反面、それでもだんだんと株は疲れ、どんどんブロッコリー部分が細くなります。食味も落ちてくるように感じます(味に関しては人それぞれ味覚が違うと思いますので、個人的見解です)。

おそらく、もったいない!と言ったアドバイザーは、「まだおいしく食べられるのに!」と思っての発言だったのですが、調理スキルがない人にとっては、そのブロッコリーは不要なものと認識していたのだと思います。

もしかしたら、ブロッコリーを捨てた人は、忙しい日々の中限られた時間で野菜作りを楽しんでいるのかもしれません。
だから、もったいないと思いつつも、捨てざるを得なかった。

自分の状況や備わっているスキルによって、同じものでもお宝に見えたりする。

当たり前といえば、当たり前のことですが、どうして同じブロッコリーの捉え方が人によって異なるのでしょうか?

時間に余裕があって、楽しめる人は幸せだ


今回は時間の余裕と、調理スキルの有無が、お宝になるかどうかの分かれ目と推測します。

時間があっても調理スキルがなければ、お宝には見えない。
調理スキルがあって、時間がなくても同じです。

そもそも調理スキルは日々の生活を豊かにしてくれるステキなスキルだなと思うけれども、なかなか時間に余裕がないと身につかないスキルだとも思う。

時間に余裕がある人って、幸せだ。

ブロッコリーを捨てた人にも、時間ができて、ゴミに見えるようなものも楽しめるスキルがつくといいなぁ…なんて思いました。

せめて、農園の中だけではそんなゆっくりとした時間を過ごしてもらいたいな。

筋書きのない自然と人間のドラマが見られるのが、体験農園の楽しみでもある


さて、そんな捨てられたブロッコリーですが、残渣置き場という過酷な環境の中にも関わらず、根を伸ばし、立派な菜の花を咲かせています。

立派な菜の花を見て、植物の生命力や自然の包容力を感じつつ、

ブロッコリーを捨てた人がいなければこの生命力の強さも見ることができなかったこと。
そして、みんなが野菜づくりをすることによって、思っても見なかったことが起こること。
この「思っても見なかったことが起こる」ことが、様々な人や野菜、そして自然が介在している体験農園の面白いところだなぁとしみじみ思ったのです。

rio
ただ、この面白さは、実際にこの状況や光景を見なければわからない、伝わりづらいというのが難しいのですが。